東京医科大学公衆衛生学分野

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  2. 職業性ストレス簡易調査票について

職業性ストレス簡易調査票

今日、職場におけるストレス問題とそれによるストレス性健康障害は、長期にわたる欠勤や過労死などとの関連性が報告されており、職場における健康管理上、重要な問題となりつつあります。
したがって、従来の定期健康診断等を中心とした健康管理だけでなく、職場でのストレス状態を把握し、作業環境や作業との関連を検討することにより、労働者の健康障害を未然に防ぐことができるよう、適切に対処することが必要です。
そこで、労働省「作業関連疾患の予防に関する研究班」ーストレス測定研究グループでは、労働省からの委託を受け、既存の多くのストレスに関する質問票を検討し、現場で簡便に測定・評価することが可能であり、しかも信頼性・妥当性の高い職業性ストレス簡易調査票を、また、平成14年〜16年の厚生労働科学研究費補助金労働安全衛生総合研究事業「職場環境等の改善等によるメンタルヘルス対策に関する研究」の成果物として職業性ストレス簡易調査票を用いたストレスの現状把握のためのマニュアルを作成しました。

プログラムは2.プログラム取扱説明書 をお読みの上、各自の責任でお使いください。 プログラムは OFFICE 2003、2007でも使用できますが、すべての動作を保障するものではありません。 また、操作の具体的方法に関するお問い合わせはご遠慮ください。尚、使用によって生じた損害については、当方では責任を持ちかねますので、ご了承の上お使いください。

  1. 職業性ストレス簡易調査票質問紙PDFWORD
  2. プログラムの取り扱い説明書
  3. 簡易調査票フィードバックプログラム.zip ダウンロード
    (「bjsq.zipフォルダ」内でのファイルの上書き保存はできません。「職業性ストレス簡易調査票フォルダ」を「bjsq.zipフォルダ」内から取り出し、デスクトップ等に保存してからご利用ください)
    • プログラムに含まれる、簡易調査票用「仕事のストレス判定図」は欠損値がある場合にもリスクを計算してしまうものでしたので修正致しました。また、「複数の職場」については「1つの職場」と異なった数値が計算されておりましたので、修正致しました(平成18年9月27日)。
    • 部署が多い場合に部署人数を誤ってカウントする可能性が指摘され、修正致しました。(平成19年3月23日)
    • 結果説明用文書の出力にあたり、「職場環境について回答していない場合に、仕事のコントロール度の評価がされない」、「仕事のコントロール度の3項目すべてに回答していなくても評価結果が出力されてしまう」というプログラムの不都合が見つかり、修正致しました(平成23年5月17日)
    • 簡易調査票用「仕事のストレス判定図」において、専門職の「上司の支援」の平均値に誤りがありましたので修正致しました(平成25年11月27日)。
  4. 職業性ストレス簡易調査票を用いたストレスの現状把握のためのマニュアル
    簡易判定法に関する誤記載がありご迷惑をおかけ致しました。修正致しました。(平成21年2月9日)
    男性素点換算表のイライラ感の素点の範囲と%の記述を現行プログラム(上記3.簡易調査票フィードバックプログラム.EXE)にあわせ修正いたしました(平成21年5月25日)。
  5. 職業性ストレス簡易調査票の情報
    職業性ストレス簡易調査票を研究目的で使用される場合は、尺度の得点がストレスの高低を意味するように採点するほうが解釈しやすいという指摘があります。そのような場合では、素点換算表(PDF)に示された採点方法をお勧めいたします。なお、この採点の方法で、事務局が収集した全国データの平均値(PDF)および厚生労働科学研究において下光主任研究者が担当した生産工程労務職および販売・サービス職の平均点が発表されています。

なお「仕事のストレス判定図」についての情報は下記をご覧ください。
HP:http://mental.m.u-tokyo.ac.jp/jstress/